転職回数が多い、在籍期間が短い理由をポジティブに変換しよう

転職経験がある人は、それほど珍しいことではなくなりました。
そのため、職務経歴書に記述するべき会社の欄が多くなることもあります。

ただ、企業の人事担当者が気にする点のひとつに転職回数の多さとその期間があります。

例えば、ある会社に入社して次の会社に転職するまでの期間が1年未満と短かった場合、その理由について非常に興味を持ちます。

その理由によっては、例え企業のニーズに合致した経験とスキルの持ち主でも不採用となる可能性があるためです。
では、転職回数が多かったり、ひとつの会社に在籍していた期間が短い場合に、転職の動機をポジティブに変換するためにはどうしたらよいのでしょうか。

転職回数に人事担当者が注目するのは3回以上であるとき

人事担当者が転職回数に注目するのは、転職回数が3回以上となっている履歴書、職務経歴書を見た時です。

応募してきた人の年齢にもよりますが、例えば40歳であった場合、大卒で入社したとすると、
20年も経たずに3回以上、会社を代わっていることになります。

ひとつのスキルを習得するのには、それなりの時間が必要です。特に転職する場合は、一定以上のスキルを持っていることが往々にして求められます。

それにも関わらず何度も転職をしている場合、人事担当者はあまり積極的に採用しようとはしないものです。

そういう時は、転職回数の多さに正当な裏付けがあることをしっかりアピールしましょう。
例えば、労働時間が長すぎて健康を害した、責任のある仕事がいつまで経っても与えられなかった、会社が人員整理を始めたので、今後も成長するために手を挙げた、といった理由です。

仮にネガティブな理由であったとしても、少し言い換えるだけでポジティブな印象を与えることができますよ。

退職理由をポジティブに考えるには

仮に退職理由がネガティブだった場合でも、面接で真実をそのまま正直に伝えていたのでは面接を通過することは出来ません。
かといって真実ではないことを言うのももちろんいけません。
そこはポジティブに言い換えてきちんと説明することが肝心です。

人間関係が嫌になった、というのも転職の理由としては十分ありえますが、それをそのまま伝えると、『協調性がない人物だ』と判断されかねません。
そこでその場合は『体育会系の社風だったが、自分は肉体派ではないので、落ち着いたコミュニケーションがとれる環境で仕事をしたかった』という具合ですね。

給料が安い、というのも『責任ある仕事が与えられないまま時間が経過してしまったので、ステップアップを希望している』と言い換えることもできます。

退職理由と自分のセールスポイントを絡めて積極的にアピールする

退職回数が多い場合は、その理由と自分の強みを絡めてアピールするのも効果的な手段となります。
前職あるいは前々職で経験したことについて、その職場では叶えられないさらなるステップアップ、キャリアアップできる環境を求めているとアピールするといったことです。

しかしポテンシャル採用は20代までしか通用しません。
30代になってくると、それなりにスキルと経験が求められてきます。

そのため、『自分は替えが効かないスキルをもった人物である』ことをアピールし、正当な評価を受けたい、とアピールしてみましょう。

例えば、様々な業種で通用する企画や営業、経理などのスキルは、転職回数にあまり関係なくスキルと経験を評価してくれます。

まずは、自己分析をしっかり行い、自分のセールスポイントを把握するところから始めましょう。

営業などの場合は、複数の業種を経験していると、臨機応変に対応できる人物として逆に評価が上がることも十分あります。
面接を通過するにはとにかくポジティブに挑むことが重要なのです。